しあわせのとびら

2012年05月03日

いのちを守る緑の防波堤構想〜宮脇昭さんのはなし〜


「いのちを守る緑の防波堤構想」
@葉山

副題は、
「被災地復興支援、がれき処理、防災を葉山で考える」


宮脇先生の提唱する いのちを守る森





宮脇昭先生は
日本全国、そして世界中で木を植える


本来の森 常緑広樹(広葉樹)の森
潜在自然植生の森

タブノキ
シイノキ
カシノキ

アラカシ
シラカシ
ウラジロカシ

ヤマモモ
ヤブツバキ
ヒメユズリハ


マツのように根が短い木ではなく
マツ林という単一のモノカルチャーではなく
深く根を張る 多様な、潜在自然植生の森に


木を植えることは
明日を植えること 心を植えること いのちを植えること


9000年のいのちの森へ

多くの生きものが暮らし、人々が集う森へ


3本植えれば「森」
1㎡に違う木を3本
競争しながら育つ木々

(「まぜる、まぜる、まぜる」と宮脇先生)

大きい木を植えるのではなく、根がしっかりしたポットの苗木を。
植える土は隙間が程よく、酸素の通る土を
程よい水分が大切



被災地のがれき
焼いてしまえば炭素 

がれきの90%は木質資源
がれきは地球資源

今まで住んできたところで、また住めるように
思いの詰まったがれきを使って、森をつくる


地震国日本 3800kmの海岸沿いに
いのちを守る森を

木々の間の隙間で、津波のエネルギーが半分に
引き上げる津波でも、海に持っていかれずに守ってくれる木々

昔、人々は鎮守の森をつくった

ニセモノではなく本物の木を植える
いのちを守ってくれる森をつくろう


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宮脇先生は御歳80才をこえる
パワフルな先生
ものすごく早口で、ユーモアに溢れる

先生は、地方自治体の長や、国のトップにも同じに話す

講演中何度も言っていた
「わたしはニセモノは相手にしない」


これだ、と思うことを続け、実績を積み、示す

幾分も、行政は動かない、法律で認められないからという
長が、やると言っても、その下が続かない

そのなかでも、実績を作り示すことは何よりの納得材料になる
宮脇先生のやってきたことは大きい


登壇されたいわき市の方も言っていた
いのちを守る森づくりをはじめている
が、がれきを使うことは今の法律では認められておらずできない、と。


葉山町も津波対策は、大きな問題

葉山の山梨町長に対しても、ユーモアを交え話してた
山梨町長は感想を求められ、「やります」「やりたい」とも言わなかった
それだけいろいろがいろいろなのだろうと想像する


でも、
被災地のがれきの問題についても
全国の真摯な地方自治体が、宮脇先生の提唱する
いのちの守る緑を実践し、またひとつ「実績」を積み重ねることで、
大きな動きへとなるように



宮脇先生にきいてみた

"被災地ではない、葉山にいる私たちが、
被災地のがれき問題について何ができますか?"

"被災地のがれきを日本各地の地方自治体が受けることをどう思われますか?"


「被災地に行って、木を植えるのを手伝ってください」

「僕は、(地方に)持っていくことはないと思う。
(がれきに被災者の方々の)思いがいっぱいあるからね」



そう言って、すっと名刺を渡してくれた。
そうして、おまんじゅうに手をのばしながら。


けっこうおちゃめさんな宮脇先生
国の閣僚、政府の官僚、議員...
いろんなことを言う人たちに、ものを伝え続けるパワーは相当なものだろう

「わたしはニセモノは相手にしない」といいながら
何度も何度も話して来たのだろうと思う

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木を植えることは
明日を植えること 心を植えること いのちを植えること


そんな森でいっぱいの国になるように

私も木を植えてみたい







sorayuki_1 at 18:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年02月27日

サティシュ・クマール講演会2012「われらの内なるトランジション」


サティシュさん2年ぶりの来日
この間に3.11があった

サティシュさんは祈りを届けに来てくださった

Ω Ω Ω
shanti shanti shanti

shanti は平和
shanti は3回唱える

自分のなかの平和を
すべての人の平和を
そして
人間以外の生きとし生けるものの平和のために



映画「サティシュ・クマールの 今、ここにある未来」

土は自然界すべてをあらわす言葉
木々も、私たちの食べ物もすべて土から生まれる

自然界との和平 
soil(ソイル)、土


人の創造性、想像力は手によって生まれる

行いの結果が重要なのではなく大切なのはそのプロセス

歩くことは、直に体験すること
哲学は歩いて得るもの

土や水にはパワーがある
いる力 ある力
「いる」は謙虚である
土と謙虚は同じ語源を持っている

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しなやかに強く生きること

週に1,2日は休むこと 自分の時間を大切にすること

意志のあるところには必ず道がひらける


自然は必ず回復するもの
未来に向かってすすんでいって下さい
他のより良い未来を
仲間と一緒に行動して下さい
新しい未来を創っていって下さい


face to face
おそれのないコミュニティのなかで行動する
個人からはじまるようにする
小さいコミュニティにたちかえる


私(サティシュさん)のアイデアの種と
自分(あなた)の種とを合わせて
木を育てて下さい


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3.11以降
私が望む未来は、
この社会のなかでは、大きな力が牛耳るこの社会では
いつだって"少数派"のなかにあるみたいで
怒りのような、がっかりとしてしまうような気持ちにもなりつつ

だけど だけど
自分が間違っているとはやっぱり思わない

私たちの望む未来は、いま此処から
やっぱり自分たちから始めるしかないのだと。
怒りのようながっかりした気持ちを、変えることができるのも自分なのだと。


小さなコミュニティからはじめよう
雨が木々を潤し育て、土にまた還るよに
自然のなかで、歩いて、思いを巡らせ
日々を過ごそう


「もりのわ」は
子どもたちの未来のために
そして、
大人の私たちも原点に立ち返るために
しなやかに強く生きるために在る


そう在りたいと
サティシュさんのお話を聞きながら考えていた


サティシュさんにひとつ質問ができるのなら

「3.11以降の世界を生きる子どもたちに、どんなメッセージを送りますか?」


そのメッセージの先に
「もりのわ」がありますように





sorayuki_1 at 23:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年11月18日

水俣・白河展


水俣・白河展
11月20日(日)までです。
水俣・白河展

震災前から、白河展開催は決まっていました。
福島で、水俣展が行われることは
ほんとうに運命的ともいえると思います。

今回の原発事故の構図は
水俣とおなじです。

もう60年が経とうとしている
水俣病


企業
地域の中での大企業
行政
国、政治家
マスコミ
地域の人たちの中での差別
高度経済成長

大きなものには逆らえない空気と
タブーにふれまいとする空気

地方から都市部の流れるモノ
便利で豊かな生活を求める都市部の人々

美しい景色、自然とともに生きている人々

真を届けようとするジャーナリスト、写真家

そして、患者さんたちの声

学ぶべきは、患者さんたちの想い
それは
人として本当の豊かさを知っている人たちの声
話合おうと声を出し続ける人たちの声

人間が生み出した毒も、自ら受け入れて暮らす人たちの想い
受け継がれてゆく命
それを「のさり」といえる人の境地


今、minamata から hukusima をみること
学ぶことはとても大切なことだと思います


[美しい不知火海]
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今まで、地方の水俣展にはずっと行ってきたのに、
今年は、白河展に行くことができませんでした。
ざんねんです





sorayuki_1 at 09:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年08月07日

東京おもちゃ美術館 その2 〜流木オブジェを作ろう〜


ゆいまーる君制作でもお世話になっている
長年のファン、神岡さんの東京おもちゃ美術館で
「流木オブジェを作ろう」ワークショップに参加。

久々にお逢いでき、とてもうれしかった。

ワークショップは、流木や、木の実など
思い思いの素材を使って創作


子どもの参加が圧倒的多数(というか私たち以外は子ども)のなか
没頭する大人...

なんにも考えず
その場の思いつきで作るって楽しい!

子どもたちの作品もとっても素敵でした


私は、最近気になっているヘビを作りたくなったので
テーマは
「大蛇と森の精」にしました

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あっという間の1時間半でした

流木と木の実と貝がら
子どもたちともこんなふうに今度作ってみたいです


子どもにとっての遊びは、空想
自分で思い描くからこそ愉しい

自然のなかには、子どもたちへの贈り物がいっぱい溢れてる


神岡さん、ありがとうございました(^_^)/


神岡さんのHP 世界観がとっても素敵です♪





sorayuki_1 at 18:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

東京おもちゃ美術館 その1


東京おもちゃ美術館

木のおもちゃを中心に、良質なおもちゃが展示されている
前から行ってみたかったところ


ゆいまーる君でお世話になっている
長年のファンである神岡さんの「流木オブジェを作ろう」の
ワークショップへの参加も兼ねて


これ欲しい!
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手触りのいい木のコマ
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カプラでこんなんできてます。ステキ♪
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かわいい木のおままごとセット
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水の中に白い砂と黒い砂が入っていて気泡の間から砂が落ちていく
重さが違うので、落ち方に変化ができている
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木のプール 
プールのへりは溝になっていて木のボールが転がる仕組み
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Ka ta ta ta ta...
どんぐり型の木が転がってとってもいい音がする
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音階の変わりに
木の名前が書いてある木琴
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沖縄のおもちゃコーナーにあった草玩具
私も目下修行中!
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木馬育(もばいく)
竹馬よりカンタンに乗ることができる
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ひっつきむし
木の穴に入っているイモムシくんを磁石でくっつける
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かわいい手作りおもちゃ
木で作った、こいのぼりとかたつむり
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その2に続く


「いいおもちゃ」は大切。
ほんとは、手作りがいちばん。
(職人の手作りも、とっても素敵)

そして、その木がどの木で、どこにあるのか体感として持っている
=外あそびをしている
からこそ、本当の意味で、木の良さが伝わるのだと思う










sorayuki_1 at 17:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)