収穫祭十六夜 母なる大地に環たる声

2004年11月27日

月と虹と碧の海


4:30AM。まだ星が瞬いている。
西の下の方にまんまるの月。
始発のホーム。
電線をだんだんと下がっていく月をみた。
南へ向かう空。雲の上より。
飛行機は虹のなか。

船に乗り、渡嘉敷島へ。
田んぼは、もうしばらくの休み。
畦には、黄色の背のたかい花。
ニワトリやイノシシや。
草むらにヤギ。こっちをみてます。
人のいないビーチで、珊瑚のカケラ。白い貝殻。
拾っている間に、
さーたーあんだぎーは、カラス。...ざんねん!!
岩場の上より、青空と波の音。碧の海。
のんびり。とてものんびり。
今や、これからを思うと
なんだかワクワクとする気分になる。

島のお百姓さんや、おかみさん、おとうさん。
畑しごとをしているおばあたち。
其処に根を張り毎日を生きている。
じゃあ、私は?
そのことが私を少し複雑な思いにさせるけど
だけど、「よく来たね、またおいで」
そういう心地よさを持ってる。
渡嘉敷は、ココロに還る島。




at 01:50│ okinawa 
収穫祭十六夜 母なる大地に環たる声