Nepal へ其処に在る山

2004年07月26日

prayer 祈り

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丘の頂上、
大きな白い球体の土台の上に金色の四角柱。
その中央に高くそびえ立つ仏塔(Stupa)。
四角柱にはブッダの目。
ブッダはすべてをみている。
クエスチョンのような鼻は、「和」。
両目の上には、第3の目。
ストゥーパの周りには祈りを捧げるマニ車。
右回りに巡回していく人々。
ヒンドゥー教と仏教と。
過去には争いそして、
絶えず混ざり合ってきたという事実。

人で賑わうレンガの広場にその館は在る。
生き神クマリ。
数秒間姿を現わしたその少女は、
微笑むことも禁じられ、
その姿を消してった。

イスタンブールのブルーモスクの中でも思っていたこと、
「祈り」ってなんだろう...
祈ることはどういうことだろう...
ストゥーパの尖塔につながれて風にはためく
赤、青、黄、緑に白の
prayer flags(プレイヤーフラッグ 経文旗)を
見上げながら思っていた。

雨季の雨を浴び、マニ車に触れながら、
なんとなくわかったことは

かみさまはすべてをみている、ということ。
すべてのものがかみさまだということ。



photo / Bodhnath(ボウダナート)




at 11:22│ Nepal  
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