2008年09月

2008年09月16日

立待の月

9月14日 中秋の名月 曇り
9月15日 十六夜 満月 雨


9月16日 立待の月 

家の前 
ホウノキの向こうにみえました

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at 23:59|Permalink ほっこり生活 

2008年09月10日

キングオブサヴァン ?絶対的な安心感と人間の本質?


絶対的な安心感
人間の本質を成就してゆく糧

テレビをみていて熱くなった

キム・ピーク
自閉症。驚異的な記憶力を持つ。
映画「レインマン」の主人公は、モデルとなった人物。
サヴァン症候群。

訪ねた茂木さんに、
いつなんぞや、ところかまわず
ハグをするキム。

"主演のダスティン・ホフマンがキムに会いに来て、
「君と友達になりたいけど目を見てくれないと友達になれない」と言ってくれた。
それ以来、キムは初対面の人と、目を見て話す様になり、
父は、ハグの仕方を教えた。するとキムは、自然に相手を褒めるようになった。"

"他人とコミュニケーションをとる方法を学んだのだ"

そうして、彼はハグをする。
何度も何度もハグをする。

父は、映画『レインマン』のスタッフから譲られた、
本物のオスカー像を、常に持ち歩く。
こうする事で、初めてキムと会う人に、キムのことを理解してもらい、
コミュニケーションをとりやすくしようと考えているのだ。


父フランの生活は、常に、我が子キムを守ることで、
100パーセント占められている。

彼の類い稀なる才能を見い出し、認め、愛し、守り、
彼の世界をまわりに理解してもらおうとする。

父は彼という人を愛するがゆえ、
真の姿をそのままに伝えたいと想うのだろうと思う。

父フランの無限の愛。


私は、こんな光景をずっとみてきた

しょうがいのあるみんなのそばに添うお母さんやお父さんの姿を。

キムと同様、
何年か先の日の曜日を瞬時に答えたり、
ドラマのエンドロールをすべて覚えていてノートに記していたり、
天気予報を聞くと必ず詳細に答えてくれたりする姿を。

その親の深い愛に感動し、
そんなみんなの不思議な魅力に惹かれて止まない。

ずっと、みんなと一緒に生きてゆきたいと思う。

私の絶対的な安心感は、
そんなみんなとの日々のなかで育まれたといってもいい。
私のアイデンティティ。

人に添う。
その過程から生まれるものは、
人から認められることで得られる自己としての確立。自律。


自閉症は、対人コミュニケーションのしょうがいといわれるが、
それは、
=(人を)拒否するというわけではない。

キムのその場ちがいにもみえるそのハグは、
その証のようにも思えた。


キム・ピークは、
茂木さんとの別れに、ハグをして言う。


「他の人との違いを認めて、それを尊重しよう。
自分がして欲しいと思う事を、人にもしてあげよう。
そうすればこの世界はもっと良くなるから」


彼がその言葉をどのようにして生んだのかはわからない。
ただ、その言葉が、彼の心のなかに確かな感触で残っているのだ。


私もそう思う。
きっと
”他の人との違いを認めて、それを尊重しよう。
自分がして欲しいと思う事を、人にもしてあげる” ことで、
世界はもっとしあわせになれると。


「しょうがいは個性である」
そう思うことはなかなかむずかしいこともあるかもしれない。
けれど、
しょうがいのあるなしに関わらず、
人はひとりひとりちがうんだ、
そして、
それでいいのだ という想いは、
どんどん人々の心のなかに広がっていると思う。


番組のさいごに茂木さんが言っていた

よいところを見つけて育てていく事が大切だと。


キムとの別れのとき、
キムにハグされ、父フランの深い愛情に
私には、茂木さんが心動かされ、涙を浮かべているようにもみえた。


自然に、思うままにハグをし、
相手を褒めること

それをキムがみせてくれたことに心熱くなった。

人はもっとナチュラルに生きればいい


ザ・ベストハウス123
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at 21:55|Permalink しあわせのとびら 

2008年09月07日

北京パラリンピック

北京パラリンピック開会式

今年のパラリンピックは
いつもとはまたちがう
つながりを感じるものになりそうです

バイト先のお店の常連さんのお客様が
コーチをしている選手がパラリンピックに出場している
そして、北京に応援にいくという

開会式をみていると
その義足のハイジャンパー鈴木選手は
旗手をつとめていた

走り高跳び 2m越えの記録を期待されている


私は、数年前にパラリンピックとはちがうけど、
長野県で開催された
世界規模の知的ハンディのあるみんなの大会である
スペシャルオリンピック冬季大会のボランティアや、
日韓共催のもうひとつのワールドカップ
知的しょうがいのみんなの(INAS-FID)サッカーの
応援に行った。
ベストを尽くす選手たち、いろいろな国の選手との交流を
目の前にしてきた。
感動の連続だった。


パラリンピックには、知的なしょうがいのある人の種目はない。

パラリンピックの開会式をみながら、
また想いを新たにした。


"ああ、オリンピックもパラリンピックもなにもすべて
ひとつの大会であればいいのに。"

世界の平和の祭典。
しょうがいの有る無し そんなふうにわけることのない
また、平和を演出するのではなく、
行動で平和を示す、そんな美しい祭典に
未来はなるといい。


なにはともあれ
2008 北京パラリンピック 注目!




at 23:46|Permalink しあわせのとびら