2008年03月
2008年03月25日
共創型コミュニケーション「ワールド・カフェ(World Cafe)」
知人が受講しているセミナー(全4回)で、
代理として4回目のセミナーに参加。
「共創型コミュニケーションの手法を学ぶ4回シリーズ講座」
このセミナーを開催するのは、
e's(イーズ)
この会社は、
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)と共にノーベル平和賞を受賞した
アル・ゴア氏の「不都合な真実」の翻訳者としても知られる
環境ジャーナリストの枝廣淳子さんが設立した会社。
年始のNHKの番組「未来への提言」
枝廣さんのメッセージをみた。
温暖化の解決のカギは、きっと私たち一人一人の心のなかにある
私たちはほんとに何を大切にしているのか。
ほんとうに自分たちのしあわせって何なんだろう。
経済が、GDPが、どんどんふえることが
ほんとうに自分たちの求めていることなのか。
ほんとの豊かさ、ほんとのしあわせな世界。
これをもう一回考えてみたらいいんじゃないか。
取り戻す時代がきてるんじゃないか
今、温暖化問題は
私たちに教えようとしてくれているのではないかと思います。
ほんとうの自分たちのしあわせをみつける
そういったひとつの活動として温暖化に取り組むことができる
そう、枝廣さんが言っていたのが、心にのこり、
枝廣さんがファシリテーターをつとめるこの講座にも興味がありました。
今回のテーマは、
共創型コミュニケーション
「ワールド・カフェ」
イーズのHPをみると、
「ワールド・カフェ(World Cafe)」とは、
人々がカフェにある空間のようなオープンで
創造性に富んだ会話ができる場とプロセスを用意することで、
組織やコミュニティの文化や状況の共通理解を促し、
新しい知識の創造を行うコミュニケーション手法です。
アニータ・ブラウン氏とデイビッド・アイザックス氏によって開発され、
数十人から1500人まで、さまざまな規模でおこなわれています。
とあります。
すすめ方は、
テーブルに4人。
テーブルには、
砂時計、模造紙、マジックペン、トーキングオブジェクト、一輪の花
砂時計は、自分の話す時間を認識できるように。
その限りある時間を意識し、みんなでシェアできるよう。
模造紙とマジックペンは、
話のなかで、自分の思ったことを落書きのように書き留められるように。
一輪のお花は、きっとその場を和ませる手だて。
トーキングオブジェクトは、まつぼっくりでした。
まつぼっくりを持っている人が話をする。
他の人はその人の話を聴く。間に口を出さない。
まつぼっくりというのは、とてもいいなあと思いました。
導入
↓
1ラウンド
↓(休憩)
2ラウンド
↓(休憩)
3ラウンド
↓
全体シェア
導入で、「テーマ」が告げられ、テーブルのメンバーで話し合います。
1,2,3ラウンドと、そのテーブルのホスト役の人だけを残して、
席替えをします(メンバーチェンジ)
そのテーブルの今までの話の内容をホスト役の人から聞いてから、
それぞれ話をしていきます。
全体のファシリテーターが、時間を把握していて、
タイムアップで手を上げます。
(あと◯分と、ボードにも書き込んだりもしてました)
それをみた参加者も手を上げると同時に、そのテーブルでの話も終了。
ファシリテーターに注目するという流れです。
印象的なキーワードは、
共創性コミュニケーションの信じる世界観は、
”人は本来的に全体性とのつながりを求めている”
”答えは、私たちのなかにある”
ということ。
人間のDNAのなかにつながりを必要とするものが組み込まれている
それは人間の本質なんだってこと。
* * * * * * *
よくいう「人は一人じゃ生きてゆけない」ということ。
人は、コミュニケーションしながら生きてゆく。
そして、その本質を信じて、共創するコミュニケーションは、
互いの存在を尊重し、自分の心を表に現す。
この講座で、
初めて聞く難しい言葉も、
日常、人に添おうとするときに、自然にしている術のこと。
改めて、ポイントを整理し、文章化してみると
こうなる、というのが感想。
その共創型コミュニケーションを意識するとき、
この手法、ルールを共通の認識とすることで、
円滑にすすむのだろうと思う。
また、そこを目指したいと思うとき、
この手法を、表に出さなくとも、
コミュニケーションを継続しようとするときの、人と人との間に必要な、
大切なものを常に心に留めていることが、
自然にこの手法の言わんとすることとなるように思う。
オーストラリアのマレニーのコープ。
coop式という全員参加型の仕組みを思い出した。
2007.1「COOP spirit」
話し合いの時間はかかるけれど、コンセンサスが行き渡り、
結果として、それぞれが責任を持っている。
コミュニケーション、コンセンサスを、密に行うことで、
自分を示し、相手も受け入れられる。
そんな、互いを意識し合うこと、尊重すること。
そんなコミュニケーション=共創する社会であり、
他に自己を意識する社会であり、
持続可能な未来を創るために、大切なキーワードになるのではないかな。
そんなふうに、
自分の足元のコミュニケーションが、大きなものへとつながるのだという
意識をあらたにした、「ワールド・カフェ」の講座でありました。
* * * * * * *
代理として4回目のセミナーに参加。
「共創型コミュニケーションの手法を学ぶ4回シリーズ講座」
このセミナーを開催するのは、
e's(イーズ)
この会社は、
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)と共にノーベル平和賞を受賞した
アル・ゴア氏の「不都合な真実」の翻訳者としても知られる
環境ジャーナリストの枝廣淳子さんが設立した会社。
年始のNHKの番組「未来への提言」
枝廣さんのメッセージをみた。
温暖化の解決のカギは、きっと私たち一人一人の心のなかにある
私たちはほんとに何を大切にしているのか。
ほんとうに自分たちのしあわせって何なんだろう。
経済が、GDPが、どんどんふえることが
ほんとうに自分たちの求めていることなのか。
ほんとの豊かさ、ほんとのしあわせな世界。
これをもう一回考えてみたらいいんじゃないか。
取り戻す時代がきてるんじゃないか
今、温暖化問題は
私たちに教えようとしてくれているのではないかと思います。
ほんとうの自分たちのしあわせをみつける
そういったひとつの活動として温暖化に取り組むことができる
そう、枝廣さんが言っていたのが、心にのこり、
枝廣さんがファシリテーターをつとめるこの講座にも興味がありました。
今回のテーマは、
共創型コミュニケーション
「ワールド・カフェ」
イーズのHPをみると、
「ワールド・カフェ(World Cafe)」とは、
人々がカフェにある空間のようなオープンで
創造性に富んだ会話ができる場とプロセスを用意することで、
組織やコミュニティの文化や状況の共通理解を促し、
新しい知識の創造を行うコミュニケーション手法です。
アニータ・ブラウン氏とデイビッド・アイザックス氏によって開発され、
数十人から1500人まで、さまざまな規模でおこなわれています。
とあります。
すすめ方は、
テーブルに4人。
テーブルには、
砂時計、模造紙、マジックペン、トーキングオブジェクト、一輪の花
砂時計は、自分の話す時間を認識できるように。
その限りある時間を意識し、みんなでシェアできるよう。
模造紙とマジックペンは、
話のなかで、自分の思ったことを落書きのように書き留められるように。
一輪のお花は、きっとその場を和ませる手だて。
トーキングオブジェクトは、まつぼっくりでした。
まつぼっくりを持っている人が話をする。
他の人はその人の話を聴く。間に口を出さない。
まつぼっくりというのは、とてもいいなあと思いました。
導入
↓
1ラウンド
↓(休憩)
2ラウンド
↓(休憩)
3ラウンド
↓
全体シェア
導入で、「テーマ」が告げられ、テーブルのメンバーで話し合います。
1,2,3ラウンドと、そのテーブルのホスト役の人だけを残して、
席替えをします(メンバーチェンジ)
そのテーブルの今までの話の内容をホスト役の人から聞いてから、
それぞれ話をしていきます。
全体のファシリテーターが、時間を把握していて、
タイムアップで手を上げます。
(あと◯分と、ボードにも書き込んだりもしてました)
それをみた参加者も手を上げると同時に、そのテーブルでの話も終了。
ファシリテーターに注目するという流れです。
印象的なキーワードは、
共創性コミュニケーションの信じる世界観は、
”人は本来的に全体性とのつながりを求めている”
”答えは、私たちのなかにある”
ということ。
人間のDNAのなかにつながりを必要とするものが組み込まれている
それは人間の本質なんだってこと。
* * * * * * *
よくいう「人は一人じゃ生きてゆけない」ということ。
人は、コミュニケーションしながら生きてゆく。
そして、その本質を信じて、共創するコミュニケーションは、
互いの存在を尊重し、自分の心を表に現す。
この講座で、
初めて聞く難しい言葉も、
日常、人に添おうとするときに、自然にしている術のこと。
改めて、ポイントを整理し、文章化してみると
こうなる、というのが感想。
その共創型コミュニケーションを意識するとき、
この手法、ルールを共通の認識とすることで、
円滑にすすむのだろうと思う。
また、そこを目指したいと思うとき、
この手法を、表に出さなくとも、
コミュニケーションを継続しようとするときの、人と人との間に必要な、
大切なものを常に心に留めていることが、
自然にこの手法の言わんとすることとなるように思う。
オーストラリアのマレニーのコープ。
coop式という全員参加型の仕組みを思い出した。
2007.1「COOP spirit」
話し合いの時間はかかるけれど、コンセンサスが行き渡り、
結果として、それぞれが責任を持っている。
コミュニケーション、コンセンサスを、密に行うことで、
自分を示し、相手も受け入れられる。
そんな、互いを意識し合うこと、尊重すること。
そんなコミュニケーション=共創する社会であり、
他に自己を意識する社会であり、
持続可能な未来を創るために、大切なキーワードになるのではないかな。
そんなふうに、
自分の足元のコミュニケーションが、大きなものへとつながるのだという
意識をあらたにした、「ワールド・カフェ」の講座でありました。
* * * * * * *
「共創型コミュニケーション手法」の中でも注目されている4つの手法
書いとこねー。
(1)オープン・スペース・テクノロジー(Open Space Technology, OST)
OSTとは、ハリソン・オーウエン氏が
ネイティブ・インディアンの生活形式からヒントを得て開発した
ダイアログ手法です。
OSTでは、参加者全員が輪になって、
輪の中にオープン・スペースをつくっておこなう対話です。
OSTの最大の特徴は、対話のテーマだけでなく、
時間と場所の全ての選択が参加者に委ねられている点にあります。
?車座だ!車座?。
(2)ダイアログ(Dialogue)
「対話(ダイアログ)」は、
デイビッド・ボーム氏が実践を重ねて開発した
グループでのコミュニケーション手法であり、
しばしば「議論(ディスカッション)」と対比されます。
ディスカッションは、1つの事象をそれぞれ異なった視点で
分析・解体し、その違いを明確にしていく働きがありますが、
一方ダイアログは、異なる視点や性質の中に、
つながりを見出していく働きがあります。
それにより、表面的には相反すると思われた性質の奥にある意味や想いが
徐々に融合され、一つの全体性が現れてくるという特徴があります。
(3)アプリシアティブ・インクワイアリー(Appreciative Inquiry, AI)
AIは、デイビッド・クーパーライダー教授が提唱した、
新しいコミュニティ開発の手法です。
Appreciativeとは、「価値を見出す、感謝する」ことである、
Inquiryとは、「問いかける、探求する」ことを意味します。
AIは、価値を見出す問いかけを通じて、
個人やコミュニティの「強み」に注目し、
本来の可能性を引き出す対話をおこなうアプローチです。
問題点、欠点などを探すこれまでの『問題解決型の組織変革手法』とは
対極的な手法です。
個人やコミュニティの「強み」に注目し、
本来の可能性や活力を、 対話によって引き出すことに特徴があります。
そして4番めが
(4)ワールド・カフェ(World Cafe)
上記
2008年03月17日
市民協働生き物調査
横浜市(横浜市環境創造局)が4月から始める事業
「市民協働生き物調査」のフィールド研修会に参加。
横浜市があげる100以上の
市街地や畑、水田、竹林、落葉樹林などの調査地を
多様性指標生物調査対象種をもとに
調査を市民が協力して行い、データをとるというもの。
2008年度は、植物と鳥の調査。
次年度以降は、哺乳類、昆虫、クモ類など続く。
植物調査の研修の講師は、横浜植物会会長の高橋さん
目にうつる植物は、すべてわかる。重鎮。
SMPの谷戸の学校の講師をされたり、
多くの植物の本を手がけている。
その横浜植物会が出した
「横浜の植物」という分厚い本を
舞岡公園での大学の授業でみた。
その情報の多さにおどろいた。
ほんとになんでも載っている本。
竹林の調査研修
陽当たりのわるい竹林のなかにも
いろいろな植物がある
実生の植物いろいろ
鳥が種を運んできた植物
「シュロ」が目立つ
熱帯雨林みたい
温暖化の影響だねと、高橋さん
竹林にシュロ。
早いうちに、対応しないと、
シュロはあとがたいへんとのこと。
雑木林のなかにあるシュロについて詳しいHP
「自然原理主義 自然観察会の部屋」サイト内
「実践応用編46.迫り来る別世界」
タチタネツケバナ
田んぼに生えるタネツケバナと同じ仲間。
茎が直立しているのが特徴。
そこここに増えているタチタネツケバナ
外来の植物。
気にしてみると、たくさん生えていました。
ナツトウダイ
雑木林のなかの植物
形のおもしろいナツトウダイ
ちなみに有毒植物(茎、葉の汁)
調査を私が行ってゆくのかどうかはまだわからないけれど、
いろいろに勉強してゆけたらと思います。
2008年03月14日
世界一周ダンス Where the Hell is Matt?
「世界一周ダンス」
"Dancing"
Where the Hell is Matt?
なんだかしあわせになる3分42秒。
ああ、地球ってすごいなあ。
最初の、ボリビアのウユニ塩湖。行ってみたいなあ。
Matt さんの2006年の旅の記録だそうです。
Mattさんのダンス、だんだんはちゃめちゃなところもなんかイイなあ。
Deep Forestの音楽もすてき。
("Sweet Lullaby" 「甘い子守唄」Deep Forest 1992)
地球は広くて、美しいなあと思います。
YouTube "Where the Hell is Matt?"
Mattさんが、旅する様子を友人に知らせるためにHPをつくり、
そこでどこでもダンスをすることを友人に提案され、実行し、
HPにアップしていた。
それが話題になり、
Stride というチューインガムの会社がスポンサーがつき、
2006年に旅をした記録がこの映像。
YouTubeにある、outtake版もおもしろいです。
MattさんのHP "Where The Hell Is Matt?"
"Dancing"
Where the Hell is Matt?
なんだかしあわせになる3分42秒。
ああ、地球ってすごいなあ。
最初の、ボリビアのウユニ塩湖。行ってみたいなあ。
Matt さんの2006年の旅の記録だそうです。
Mattさんのダンス、だんだんはちゃめちゃなところもなんかイイなあ。
Deep Forestの音楽もすてき。
("Sweet Lullaby" 「甘い子守唄」Deep Forest 1992)
地球は広くて、美しいなあと思います。
YouTube "Where the Hell is Matt?"
Mattさんが、旅する様子を友人に知らせるためにHPをつくり、
そこでどこでもダンスをすることを友人に提案され、実行し、
HPにアップしていた。
それが話題になり、
Stride というチューインガムの会社がスポンサーがつき、
2006年に旅をした記録がこの映像。
YouTubeにある、outtake版もおもしろいです。
MattさんのHP "Where The Hell Is Matt?"