2004年10月

2004年10月25日

中也

そんなふうに心のなかを
あらいざらいに文字にすること。
大切ななにか。大切なヒト。
生暖かくもある描写。
すべては、わたくしの幸せのため。
すべては、大切なものを大切に想うがゆえ。

私は、「湖上」が好き。



「湖上」 中原中也
ポッカリ月が出ましたら、
舟を浮かべて出掛けませう。
波はヒタヒタ打つでせう、
風も少しはあるでせう。

沖にでたらば暗いでせう、
櫂から滴垂る水の音は
眤懇しいものに聞こえませう、

    あなたの言葉の杜切れ間を。

月は聴き耳立てるでせう、
すこしは降りても来るでせう、
われら接唇する時に
月は頭上にあるでせう。

あなたはなほも、語るでせう、
よしないことや拗言や、
洩らさず私は聴くでせう、

    けれど漕ぐ手はやめないで。

ポッカリ月が出ましたら、
舟を浮べて出掛けませう、
波はヒタヒタ打つでせう、
風も少しはあるでせう。

     


at 00:29|Permalinkfavorite 

2004年10月24日

お結び

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籾のなかのお米。
さあさあ、かおをだしましょう。
籾、風に舞い、白い米。
胚芽と糠、甘くておいし。
やっと出逢いましたな、お米粒。
ひと粒、ひと粒、生きて来た。
お茶碗一杯、稲2株ぶん。
おむすびは「お結び」
一年の田んぼ。
たくさんの結びつき。

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at 22:35|Permalink田んぼ通信  

2004年10月18日

西表島 祈りの唄


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西表島の石垣金星さんの唄と三線。
西表島に伝わる祈りの唄。
トドゥマリの浜
いつまでも変わらずにいてほしい

自然の恵み。
神々への祈りと感謝と喜び
いのちあるものすべてと
ともにあらしますよう...


卓の上には、
海ぶどうと、スーチカ、ラフテー
ゴーヤチャンプルー

そして、豆腐ように泡盛。
ココロにカラダにおいしい夜。

金星さん、またお逢いしましょう。
今度は西表の島で。


今日いただいた泡盛
夢航海 忠孝酒造(豊見城村) 30°
海乃邦10年古酒 県酒造共同組合(那覇市)43°
奴樽蔵古酒 久米仙酒造(那覇市)25°


石垣金星、昭子さん出演の
「地球交響曲第五番」





at 03:18|Permalinkokinawa 

ひとつの出逢いから

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田口ランディさんと
沖縄の泡盛情報誌カラカラのみなさんと
出逢った
波照間島の夏の夜は
夜の虹が架かった

泡盛を囲んで
いろんな話を聞いた。
戦争の話、「ゲテモノ」と呼ばれる食べ物の話、
恋愛の話、世界の話...

私が十年、歳を重ねたら
みなさんのよに
ステキな大人になれるかな?
そんなふうに思いながら

心地よい雨が降ったあと
見上げた雲の晴れた
真夜中の夜空に
数分間の夜の虹

「NO RAIN NO RAINBOW」
そう、雨が降るから虹も出る

次の日は、西表島で
大きな大きな月の暈の下

べてるの家を知り、
実際に本を読んだり、講演に行ったり
ひとつの出逢いから、
たくさんに繋がってゆく

ランディさんのブログにこうあった。
「専門家は当事者のサポーターであればいいのだ。
いや、サポーターに徹することができる人をプロと呼ぶのだ。」

そう、そのとおり!
ぐるぐるしぃの自分、
組織のなかの、...なキモチ。
けど、みんなと過ごす日々は楽しい。

「偶然の必然だね」
ランディさんが言ってくれた言葉。
きっと
すべてのことにいえること



トラックバックなるものを、はじめてやってみました。
田口ランディさん ブログ アメーバ的日常


photo / ミルク 波照間のムシャーマ 2003 


at 02:23|Permalinkokinawa 

2004年10月17日

脱穀


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稲架にかけた稲穂、風に吹かれて
脱穀の時を迎えます。
リヤカーに積まれていく稲穂。
稔りの笑顔。
足踏みの脱殼機、
唐簑(とうみ)という昔ながらの機械。
人の手。
ひと粒、ひと粒。
もったいなくて、拾う。
ひと粒のお米の種が80粒の実りとなる。
植物の神秘。すごいなあ。

田んぼには刈った跡から新しい葉の緑。
ススキとセイタカアワダチソウ。
おかえりなさいの赤とんぼ。

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巡る。巡る。
一緒に生きよう。



at 01:38|Permalink田んぼ通信