2004年08月
実りの緑
柿の実ひとつ、ふたつ色づき始め。
小さな青い実が
だんだんと大きくなっていくのをみていた。
橙色の柿の実もその過程。
春、夏、実りの秋。そしてまた冬。
一日一日命を紡いで生きてるということを
改めて思う。
稲穂の緑が頭を垂れて。
「米」という字は、八十八。
ひと粒、ひと粒が愛おしい。
ちとは、スズメにあげてもいいヨ。
古代ハスの花が咲いた。
大きな大きなやわらかな色。
ネパールで聞いた蓮の話。
泥の中で、深く、くねくねと根を張り、
すっとまっすぐに綺麗な花を咲かせる花。
紆余曲折の人生の。その先にまっすぐに咲く花。
だから神さまの花。
園芸研究家の杉井先生に聞いた蓮の話。
蓮の花は枯れて、
茎が皆揃ってポキっと折れて下を向き、
種をその株元に落とす。
蓮は水のある場所でしか生きられないから、
今いる場所にいられるよう、茎は皆揃って折れ、
種をそのすぐ株元に落とすようにする。
太古の昔から受け継がれてる、
その植物の生きる術。
生命ってすごい。本当に不思議で、素敵だ。
2004年08月08日
お米の白い花 ネットかけ
久しぶりの田んぼ。
この1ヶ月の間に、ぐんぐんと株が増え
午前中のわずかな時間、白いお米の花は咲く。
小さな可愛い花が咲いた。
葉にはヤゴのぬけがら。
トンボが穂の上を飛んでいる。
色鮮やかなおしろいばな。
ネムの木は、実を結んでいる。
太陽照つける夏。
もうお米の白い花は閉じている。
ネットかけ
分げつし、1株20本となり、
1本から80粒。1600粒のもみの花。
お米の白い花は午前10時頃から数時間咲き、
受粉し実を結ぶ。
穂の上から下の最後までの1週間。
小さな小さな花。
登熟期の柔らかい米粒、スズメは大好き。
スズメよけのネットを張る。
スズメも賢い。集団で重みをかけて網を突破する。
弛まないように上にも棒を渡す。
スズメとのにらめっこが始まる。
2004年08月05日
おまけのネパール
おまけ1 「ロキシー」
ロキシーというお酒。
飲んでみてね、といわれていた。
麦から作られる蒸留酒で、各家庭で味が違うとのこと。
ギータさんに「ロキシーを飲みたい」と伝えていた私。
ネパールの人は、お酒をあまり飲まないのだそうだ。
ホテルやレストランのメニューにも載っていなかったから、
あんまりポピュラーではないのかな、と思っていた。
先の細い注ぎ口から小さな鉄の器に注がれる。
沖縄の雑誌カラカラのネーネーによると、泡盛の語源のように
高い所から注ぎ泡が立つロキシーがいいものらしい。
熱いお酒だった。
90°(次に飲んだものは60°とのこと)というのは
本当だろうか!?
けど、今まで口にした中でいっとう度数が高かったと
思うから、50°以上はあると思われ。
私はお酒はふだん飲まない。
けれど、沖縄で泡盛を飲むように、
旅先でのその土地のお酒は格別な気がする。
おまけ2 「気になるアノひと」
カトマンズからポカラまでの車窓から、
なんどこの気になるポスターをみつけたことか。
街の看板。コカコーラなど見ていて面白い。
ん?気になるアノお方。
ギータさんに聞いて判明。
photo / ネパールの大スター、42才。ちなみに独身デス。
沖縄でのうれしい出会い
「沖縄&泡盛 季刊カラカラ」HP